暇だったので 詞 2011年01月07日 シュールだけど切ない歌詞を書いてみた。 「カメレオン」 いろんなヒトと 仲良くなるたび 一つずつ あたらしい色を 覚える わたしは カメレオン あなたの お気に入り 何色? 尋ねずに見極めるの ちかごろ 得意な わたしは カメレオン もし 選ぶ色を間違えたなら わたしがどんなにあなた想っても その場でバイバイ BAD BYE でも選んでくれる色のなかに ほんとのわたしの色はないの あまりに汚く醜い色 だれも愛しちゃくれないの そんなわたしは カメレオン ある日あるヒトが言ったの 全部の色があなただから どんな色でも見せてごらん すべてを愛してあげるから わたしすっかりその気になって 今日は鉛色に着せ替えた すべて許された気になって 鉛の体で抱き着いたら あなたは両手を広げたまま あまりの重さで 後ろに倒れちゃった 「大丈夫だよ」と なだめるあなたが 見せた顔は 苦しそうで 見てられなくなった わたしは 「ごめんなさい」して 駆け出した 鉛のからだで走ると すぐ疲れるね 変に色が固まったのか 心のあたりがちくちくするよ きっとあなたに抱き着いた時も たくさんたくさん怪我させたのね こんなことになったのは はじめてじゃない わたしが一番見せたい色は みんなに一番嫌われる色 わかっているのにくり返す わたしはまだまだ子供なのね わたしはカメレオン あなたの好きな色だけになりましょう わたしはカメレオン あなたが嫌いな色は捨てましょう かわりに愛を、愛をください もうそれ以外いらないわ わたしはカメレオン 変色自在な生き物 わたしはカメレオン なれないのは「わたし色」 PR