ライブレポート「ミチノサキvol.2 -human-」 活動報告 2014年02月02日 あけましておめでとう!と言ってからさほど経っていないような気がする中、もう1月が終わってしまうなんてあんまりだー! さて、SaKi&ミチトのコラボライブ「ミチノサキ」、無事終了致しました。この日は、なんやかんやいろんな魅力あるライブと被っていたにも関わらず、このライブに足を運んで下さったお客様のおかげで、会場があたたまり、ゆる楽しく(唄ってる内容は全然ゆるくないんだけど)唄うことができました。改めてお礼申し上げます。 ライブレポートが長くなるので、先に今後のライブの告知をば。 THE SUNSETS 復活ワンマンライブ BURNEST WINTER!! SOUND CRUE 札幌市中央区大通東2丁目15-1-2 011-221-8313 OPEN 19:20 ACT 19:30 前売 1,500円(1drink別:500円) / 当日2,000円(1drink別:500円) GUEST 田中ひろ美(hpm)、Jennie藤田(my&Jennie)、柴田真志(THE HACE ボーカルのムスカ山根さん率いる、あの日見た夕日のように、どこか懐かしげのある曲を奏でるバンド「The Sunsets」の復活ライブがいよいよ来週に迫っておりますよ! ムスカ「見ろ!!!人がゴミのようだ!!!」 …と歓喜をあげるぐらい大勢のお客様に、是非見て頂きたいと思っております。(たとえ方が最悪だなオイ) そしてこれ。 ■2/11(火・祝)ターミナルプラザことにPATOS Open16:30/Start17:00 adv¥1200/door¥1500 地下鉄東西線琴似駅B2F ・ミチト・hopesign・ムシニカマル ・すずきゆい・とくのうジャパンDX チケットご予約・取り置きの方はe1michito@hotmail.comまで ミチト(この日はバンドです!)&とくのうジャパンDXで参戦します!よ!2バンド掛け持ちですがなにか?なSaKiを是非見にいらしてくださいな! さてさて、ここからはライブレポートいきますよ。 <SaKiソロステージセットリスト> 1,君が… 2,スリーワーズ<たらい、血、かにクリームコロッケ> 3,咲(ミチト曲カバー) 4,モウイイヨ~分☆析☆人☆間~ 5,高性脳シュレッダー 6,ONE 7,おさぼり戦隊ぼいこったー <コラボ曲セットリスト> 1,ハナビシ(SaKi) 2,gray matter(ミチト) 3,月光(鬼束ちひろ) 4,human ~仕組まれすぎたアンコール~ 5,ミチノサキ ソロステージの感想。 今回は「human=不満」って感じに、どんよりした曲を中心にやろうかなーと思ってセットリストをくんだところ、暗くなりすぎたので、こ、こんなのが続いては流石にお客さんのソウルジェムがもたないか…と思ってあれこれ軌道修正してみたら、結果いつものSaKiライブだった。(笑) 本当は中学時代、学校いや~んって思った時に作った曲とか、あったんですけどね。ものすごく暗いの。で、そこからぼいこったーに転換させようと思ったんですけどね。やめてしまいました。なんやかんやで這い上がったり楽しんだり。結局今のところの私の人生って、言うほど全然きつくない、ということなのかな? スリーワーズなんですけど、今回は顔見知りのお客様が多かったこともあってか、いい具合にテーマがめちゃくちゃ。こらこら、食べ物と血液を共存させない!お茶の間ブリザードでしょ!(笑)そんな突っ込みどころ満載な一曲に仕上がりました。最近結構ネタ曲多くないか? 今回のミチト曲カバーは「咲」。そう、咲がSaKiをカバーするんですよ。あれれ、なんかおかしい。 ミチトさんのライブを一番最初に見た時に、曲紹介で自分が呼ばれた気がして、返事をしそうになって恥ずかしかったのでやった。後悔はしていない。というシャレはおいておくにしても、この曲かなりツボにはまりまして、最近「時間がない」を口癖にしている私でしたが、どうしてもがっつり打ち込んでアレンジをキメたい!と思う程好きだったので、やってしまいました。 ミチトのターン~コラボの感想。 ミチトさんのステージ、大好きな「銀の蝶」をアコースティック一本で聴いたのは、生では初めてじゃないかな?あとは絶対やって下さると思った「いちごって気持ち悪くないですか」の曲。歌詞の冒頭に出てくる「フライパンの焦げ」はきっとイチゴジャムを作ろうとして途中でトイレかどっかに行ってその間に焦がしたのかどうかは知りませんが、その他最近の曲や、別名「死ねって言う曲」などなどいい感じの鬱曲がいっぱい。でも途中で「アクエリアス」など、ちょっと一息できる場面もありで、絶妙なバランスのステージを、楽しませて頂きました。結果的に癒やされた。えへへ。 そしてコラボですが、最近の私の鬱曲の代表?の「ハナビシ」VSミチトさんの「gray matter」。多分お互いの曲が生み出された時期は全然違うけど、この2曲には共通点があって、それは 「大丈夫大丈夫!って言ってるのに全然大丈夫じゃない」 ところ。 「大丈夫じゃない」と言うのを我慢することになんの得があるのかもわからず、でもひたすら我慢せずにはいられない、私たちはそんな人種なのかもしれませんw そして版権曲のカバーは鬼束ちひろの「月光」。前回は「月のワルツ」だったし、月つながりで…。ちょうど「トリック」の映画の話でちかごろ盛り上がってますしね。 今回の合作「human」は、作詞がミチトさん、作曲があたくす、歌がミチトさん、メイン伴奏があたくす、という前回の「ミチノサキ」とは真逆のスタイル。でもちゃんと前回と繋がってる。 それどころか、「human⇒ミチノサキ」という順番で聴いてみても、やっぱり繋がってる気がして、この2曲おもしろいなーって話をミチトさんにしたところ、「これ(合作)、喜怒哀楽シリーズ(で作っていくもの)だと思ってた」と一言。つまり、合作は4部作になることをほのめかす一言をぽろっと漏らして下さったわけなんですが…ということは ライブ「ミチノサキ」も4部作になる、というフラグが立ちましたね。 今後とも、「ミチノサキ」をよろしくお願いします。 あ、でもその前にミチトバンドでのライブが2月中に2本入ってるので、まずはそちらをお楽しみ下さいませね!うっふん。 ここで新曲のおはなし。 「モウイイヨ」の続編というか姉妹曲があって…との説明のみでお届けした「高性脳シュレッダー」ですが、さりげなくコレ、新曲です(笑)正確に言うと、つくったのは去年の4月に、実際職場で紙の束をシュレッダーにかけていた時に浮かんだ曲なのですが、披露は初めて。実はこのライブのためにとっておいてました。 漏れちゃいけない情報や、ミスコピーなどを綺麗に裁断してくれる機械で、裁断口に紙をつっこんだら、手元はすっきりしますが、その紙は消えたわけではなく、裁断された状態で機械の中にたまっていきますね。 で、いよいよ詰まってくると「切りくずがいっぱいだからシュレッダーできないよ!」的なランプが点灯し、中のゴミを片付けるまで仕事をしてくれないわけですね。下手に仕事させると紙詰まりで故障しちゃいますし。でも、中のゴミを片付けるのもこれが意外と大変で、慎重に片付けないとすぐとっちらかってしまいます。 …そんなシュレッダーさんを人間の「頭の中=脳」にたとえました。ヒトはとにかく思い出したくないことを忘れようとします。忘れた気になります。しかし実際は忘れてなどいなくて、頭の中に蓄積されていて、それを見て見ぬふりしてるだけで、放っておけばどんどんたまっていくわけですね。 溜め込みすぎると、ちょっとのいらいらですら消化できなくなり、いっぱいになったストレスを片付けようとすれば、見たくもない思い出がそこらじゅうに散らばって、良いことも悪いこともごちゃごちゃに混ざってしまって結局、そこにあるすべてを「大嫌い」と言い放ってしまうことでしか処理できない。そんな事を歌った歌でございました。ストレスの溜めすぎで精神的に不安定になると、必然的にどうでもいいことでいらいらして、誰かを傷つけかねないと思います。ただ、いくら余裕がないからといって、人に危害を加えて良い理由にはならないので、くれぐれもストレスの溜めすぎには、お互い注意しましょうねww PR