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めと はなの さき

多声類シンガーソングライター「SaKi」の活動報告&雑記。

音に色を

最近、ツイッターで呟いていたことなのですが、
フォロワーさんからも面白いご意見を頂き、記事にしてみようと思いました。

歌、曲にはそれぞれキー(高さ)があると思いますが、
私はその「キー」から「色」を連想することがよくあります。
例えば…

C(ド ミ ソ)…肌色
D(レ ファ# ラ)…黄緑
E(ミ ソ# シ)…黄色

ちなみに、「C」ならば、Cメジャーだけでなく、Cマイナー、Cセブンスでも
連想する色は肌色です。

こんな風に、音から色を感じ取ることを「色聴」というそうです。
「ちきしょう!」ではなく、「しきちょう」です。
色聴については、こちらのページに詳しく載っており、判定テストもあります!
興味があれば見てみてください♪

とはいえ、キーが「Cメジャー(ハ長調)」と「Cマイナー(ハ短調)」では、曲の印象が全く違いますよね。
だけど、同じ肌色に見えるということは、
もしやSaKiは、「ドレミのうた(ハ長調)」と、「渡る世×は×ばかりのテーマ(ハ短調)」が全く同等に聴こえているのか!?と思われるかも知れませんが、そうではありません。

「長調」「短調」をはじめとした「コード進行」からは、「性格」や「感情」を連想します。
例えば…

メジャー…明るい、元気
マイナー…暗い、クール
メジャーセブンス…おしゃれ
セブンス…ちょっとかっこつけてる
ディミニッシュ…恐怖

など。なので、

「めだかの学校」は、「明るい肌色の曲」
「渡×世△は〜」のテーマは、「センチメンタルな肌色の曲」
という風に連想します。

これを利用して、作曲をするとき
「この曲のイメージカラーは赤だから、キーはGにしよう!」
といった具合に、曲の高さを決める時もあるんです。
(でも、たまに自分の声と合わず、泣く泣く高さを変えることもしばしば…)

たまに、知り合いのミュージシャンの曲をカバーさせて頂くこともありますが、
上記理由から、メロディやコードだけでなく「その曲の作曲者がなぜその高さにしたのか」にも意味があると思っている(あくまで私の見解です。歌い手の声の高さに合わせた、単にこのキーが弾き易い、特に深い意味はない、など、キーを指定する理由は人それぞれだと思います)ので、
「その曲の良さを最大限活かしたい」ときはできるだけ原曲キーにするし、
「私の声や歌をきちんと聴かせたい」ときはキーを動かします。

こうして、音から色や性格が思い浮かぶと、それだけで曲のネタになるのでとても面白いのですが、一個だけ欠点があります。
それは、カラオケでキー を上げ下げすると、途端に「メロディーが同じ、別の曲」に聴こえてしまい、違和感を覚えることです。なので、自分がカラオケに行くときは、基本はキーを変 えないようにしています。(他の人がキーを変える事について特に何とも思わないのでお気遣いなく!)

このことをツイッターで呟いたところ、特にDTMをされている人から、
「コード進行毎にも色がついて見える」
「色ではなく味が連想される」
など、面白い意見を頂きました。
また、連想する色も人それぞれで、曲の趣味が合う人とは一部被っていたりと、お話を聴くだけで楽しかったです。

みなさんは、「音」から「色」、又は別のものを連想すること、ありませんか?
よかったら、ライブの時などに、お話を聴かせてくださいね!

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