音に色を 思った事 2018年02月25日 最近、ツイッターで呟いていたことなのですが、 フォロワーさんからも面白いご意見を頂き、記事にしてみようと思いました。 歌、曲にはそれぞれキー(高さ)があると思いますが、 私はその「キー」から「色」を連想することがよくあります。 例えば… C(ド ミ ソ)…肌色 D(レ ファ# ラ)…黄緑 E(ミ ソ# シ)…黄色 ちなみに、「C」ならば、Cメジャーだけでなく、Cマイナー、Cセブンスでも 連想する色は肌色です。 こんな風に、音から色を感じ取ることを「色聴」というそうです。 「ちきしょう!」ではなく、「しきちょう」です。 色聴については、こちらのページに詳しく載っており、判定テストもあります! 興味があれば見てみてください♪ とはいえ、キーが「Cメジャー(ハ長調)」と「Cマイナー(ハ短調)」では、曲の印象が全く違いますよね。 だけど、同じ肌色に見えるということは、 もしやSaKiは、「ドレミのうた(ハ長調)」と、「渡る世×は×ばかりのテーマ(ハ短調)」が全く同等に聴こえているのか!?と思われるかも知れませんが、そうではありません。 「長調」「短調」をはじめとした「コード進行」からは、「性格」や「感情」を連想します。 例えば… メジャー…明るい、元気 マイナー…暗い、クール メジャーセブンス…おしゃれ セブンス…ちょっとかっこつけてる ディミニッシュ…恐怖 など。なので、 「めだかの学校」は、「明るい肌色の曲」 「渡×世△は〜」のテーマは、「センチメンタルな肌色の曲」 という風に連想します。 これを利用して、作曲をするとき 「この曲のイメージカラーは赤だから、キーはGにしよう!」 といった具合に、曲の高さを決める時もあるんです。 (でも、たまに自分の声と合わず、泣く泣く高さを変えることもしばしば…) たまに、知り合いのミュージシャンの曲をカバーさせて頂くこともありますが、 上記理由から、メロディやコードだけでなく「その曲の作曲者がなぜその高さにしたのか」にも意味があると思っている(あくまで私の見解です。歌い手の声の高さに合わせた、単にこのキーが弾き易い、特に深い意味はない、など、キーを指定する理由は人それぞれだと思います)ので、 「その曲の良さを最大限活かしたい」ときはできるだけ原曲キーにするし、 「私の声や歌をきちんと聴かせたい」ときはキーを動かします。 こうして、音から色や性格が思い浮かぶと、それだけで曲のネタになるのでとても面白いのですが、一個だけ欠点があります。 それは、カラオケでキー を上げ下げすると、途端に「メロディーが同じ、別の曲」に聴こえてしまい、違和感を覚えることです。なので、自分がカラオケに行くときは、基本はキーを変 えないようにしています。(他の人がキーを変える事について特に何とも思わないのでお気遣いなく!) このことをツイッターで呟いたところ、特にDTMをされている人から、 「コード進行毎にも色がついて見える」 「色ではなく味が連想される」 など、面白い意見を頂きました。 また、連想する色も人それぞれで、曲の趣味が合う人とは一部被っていたりと、お話を聴くだけで楽しかったです。 みなさんは、「音」から「色」、又は別のものを連想すること、ありませんか? よかったら、ライブの時などに、お話を聴かせてくださいね! PR